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有機認証のあり方
有機農業が、もてはやされている。
50年前までは、全て有機農業だった。
それが戦後、化学合成農薬が開発され、重労働を軽減する除草剤が使われるようになり、田植機稲作で密植栽培で病気が蔓延し、新たな殺菌剤がどんどん開発された。また果樹や野菜も糖度を高める品種改良で、虫が多発し、様々な殺虫剤が開発された。

 ところが、昭和49年に発表された有吉佐和子の「複合汚染」により、土壌汚染や健康被害などが問題提起され、第一次有機農業ブームが起きた。
そして最近、食の安全安心が叫ばれ、有機農業がまた再び脚光を浴びている。
 そして有機農産物という表示が、あまりにも氾濫し、消費者に混乱を与えるために、認証システムなるものが国によって定められた。
そもそも有機農業は、問題意識を持った人達が、以前の農業に戻そうと始めたものだったが、この認証システムから付加価値農業として一人歩き始めた。
有機認証には多大な費用がかかり、大規模栽培で経営的に成り立つ人達だけが表示できるようになり、以前から生き方として小規模でコツコツと土作りをしてきた有機栽培農家は、有機農業を名乗ることが出来なくなった。
ただそう言う人達は、消費者との提携という新たな道をつくり、周辺の人達へ口づてで、販売を行うようになった。

 日本の農業は高温多湿の中で、こまめに手間をかけ、管理することで成り立ってきたと言っても過言ではない。また山間地が多い地形から欧米のような大規模の耕作地はほとんど無く、小規模経営が殆どである。そのため、ちいさな圃場に人手をかけて農作物を管理し、多収すると言う日本型農業が出来てきた。
そこへ金のかかる有機認証システムを作っても、かえって妨げになるばかりであり、環境問題の解決には繋がらない。
また認証システムは、農産物を商品として安全な物であるという付加価値農業を追認することである。農業を産業として捉え、それに安全というお墨付きを与え、高価格で販売すると言うことは、本当に困っている人達(アトピーや化学物質過敏症など)の生活をないがしろにする行為であり、国民の健康を守るという国のあり方から言えば、おかしい。

 そもそも有機農業というのは民間の農法であり、農家の様々な創意工夫で成り立ってきた物である。それを国家としてその名称を取り上げ、厳しい認証制度をしき、結果として有機農業の推進を抑制するという形になることは、農家にとっても市民にとっても不幸な結末になるのではないだろうか。
 国として認証制度を施行し、ラベルを貼って流通させるよりも、地域でその農家の取り組みをみて納得するという手法で、農産物を流通させる仕組みを考えるべきだし、地域に農業が存在しない都市部に販売するときだけ制度を利用する事が望ましいのではないか?
合鴨水稲

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