Google
全ての記事を表示する

全ての記事を表示する

最近の記事

カレンダー

07 | 2017/08 | 09
- - 1 2 3 4 5
6 7 8 9 10 11 12
13 14 15 16 17 18 19
20 21 22 23 24 25 26
27 28 29 30 31 - -

カテゴリー

ブログ内検索

プロフィール

疾風

Author:疾風
岩手県盛岡から発信、ローカルな足場からグローバルな普遍性を論じる
人気blogランキングへ

FC2カウンター

リンク

このブログをリンクに追加する

RSSフィード

FC2ブログランキング

FC2ブログランキング

ブログ新聞 『市民ジャーナル』
市民ジャーナルは、ローカルな現場の当事者の視点からグローバルな普遍性を論じようとするものです。皆さんの投稿をお待ちしています。 sj17417@yahoo.co.jp
スポンサーサイト
上記の広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。
新しい記事を書く事で広告が消せます。

産直はブームか?
 産地直売所が、岩手では大流行である。そして「淘汰の時代に入ってきた」とも言われ始めている。産地直売所はブームだったのだろうか?それを考えてみたい。(産地直売所、以下産直と略す)
DSCF1710.jpg

 岩手の産直は、りんご等の果樹から始まった。農協や市場に出せない規格外品の販売や、個々の農家で対応してきた近隣の贈答用を共同で販売するために、20年ぐらいの歴史があると思う。それが10数年前から野菜を販売する産直が徐々に増えてきた。そして今県内に有人産直が300近くを数えている。
多分東北では一番ではないかと思う。
その経営形態は様々であるが、一番多いのは地域の農家が集まって組合を作り、販売しているタイプである。(建物は補助金を利用する、JAが建てて貸与する、第三セクターで貸与する、等々がある)
新鮮・安価・顔の見える関係というのが、産直の売りであるが、こんどは流通業者が産直コーナーと名付けて店内に作り始めた。しかしこれは産直を全面に出して、客集めをして他の商品も売るという戦略か、自社も地域の農業経済に協力していると言うポーズでしかないし、農家がそれに利用されているだけである。それは売り場面積から想像できる。
そして市場流通では対応できない「新鮮」というメリットは、朝どりした農産物を店に出し、夜に下げる、また翌日には値引きすると言う過剰鮮度競争を生み出し、「安価」は、出荷者の店内競争や市内の八百屋の単価へ影響を与え、市場へ出荷している農家も低単価にあえいでいる。
また「顔の見える関係」と言いながら、顔写真を店内に張る、そして当番で交替で店に出るというだけの対応をしている産直が多いが、それも流通業者にマネをされ新鮮みが無くなってきた。
そして、他産直や業者との違いを打ち出すために、特徴有る商品をといい、新品種の導入や加工を手がけ始めているが、しょせん気候が似たような地域に何軒もあるために、似たような農産物しか並ばないし、また競争になる。
 結局、経済というモノに翻弄されて、競争させられ、徐々に衰退していく運命にあるのではないだろうか。そして生き残るのは、資本力の大きな産直であり、そしてそれはまた、単なる大規模小売業と何ら変わらないモノになってしまい、今度は流通業者との競争の中で消えていく。消えていかなくても、農家が得る金銭的メリットは、以前と一緒になってしまう
やはり経済の中の流通形態の一つとして考えていくことはブームでしかない。
産直は「物を売る」と言う土俵にのってはいけない。
様々な地域事情があるところで、その地域の人々と一緒になって、地域を作ると言う場所の提供が、他者との違いを作り出すことになるのではないか?
市民に地域農業への理解を深め、農業の難しさ楽しさを語り合い、農業は地域と共にあることを伝え、そして市民の食と健康を想い、一人一人の関係性を作り出す、そんな関係性の拠点としてあることが目指す方向ではないか。(入道殿)
スポンサーサイト

この記事に対するコメント

この記事に対するコメントの投稿














管理者にだけ表示を許可する



上記広告は1ヶ月以上更新のないブログに表示されています。新しい記事を書くことで広告を消せます。