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厳罰は妥当か?懲戒処分で氏名を公表(岩手県教委)?もう顔写真の公表しか残されていない!
 岩手県教育委員会は19日付で、5月に酒気帯び運転で検挙された県立高校の男性教諭と同乗していた女性教諭を懲戒免職処分にしたことを発表した。氏名も公表し、一部マスコミでは名前や年齢も報道されている。
 この報道に接して、2つのことを考えさせられた。この処分が果たして妥当なのかということと、マスコミの報道姿勢の問題だ。
 報道によれば、男性教諭はこれまでも酒気帯び運転で検挙されたことがあること、女性教諭は勤務時間中に私的な電子メールを使用していたことが考慮され、悪質だと判断されたための処分だという。
 県民の目を考慮して、教職員を含め、公務員への処分は厳罰化の傾向が強まっている。
 何か不祥事が起き、処分が発表されると、「民間に比べて処分が甘い」という声が寄せられていることが、県のホームページを見てもうかがえるが、県民が皆、厳罰化を望んでいるのかは疑問がある。
 不祥事といっても、窃盗や傷害などの一般的な刑事事件、職務に関連した横領や収賄などの刑事事件、セクハラ、交通違反、不適切な事務処理などさまざまである。
 考えなければならないのは、発生した原因、その事案の重大性、再発の防止、更正の可能性ではないか。それらを考慮して処分を決めているはずだが、それが妥当かどうかだろう。
 刑事事件として立件されたものは、他人の生命や財産、権利を侵害しており、処分が重いことや氏名の公表にもだれも異論はないと思う。
 セクハラは、個人的な問題というより職務に関連しており、職務権限を利用しているとも考えられ、場合によっては相手の権利の侵害ともなるから、ある程度処分が重いのは納得が得られそうだ。氏名は公表されないのは相手が特定される可能性も考慮されているのだろう。
 交通違反はどうか。多くは違反した個人の問題であり、職務との関連はない。罰金を支払い、場合によっては免許停止や免許取消の行政処分を受ける。これは公務員でも民間人でも同じだ。
 飲酒運転などに対しては、県職員などは懲戒基準で、酒酔い運転は免職、酒気帯び運転は停職、繰り返した場合は免職、同乗者も処分の対象となっている。これに加えて、悪質な場合には氏名を公表することを新たに付け加えたようで、今回の件ではこれが適用されたものとみられる。
 民間でも、罰金刑を受け、行政処分を受ければ、何らかの懲戒処分を科すことが多いし、それに違和感はないが、公務員だけが氏名も公表されるというのは少し厳しすぎると思う。
 他人の生命、財産や権利を侵害していないこと、氏名を公表されることによる更正の機会の実質的な制限にもつながりかねず、セクハラへの処分と比べても重いと考えるからだ。氏名の公表は処分ではなく、制裁といった意味合いで、根拠もあいまいであり、これ以上となると、顔写真の公表ぐらいしか思い浮かばない。
 誤解されないように付け加えるが、飲酒運転や酒気帯び運転を擁護するつもりは毛頭ない。
 一度厳しくした規定を見直すことは難しいだろうが、県民から見て妥当なのかどうか再考してみる価値はあるような気がする。厳罰主義だけでは再発を防止できないし、そもそも罰を与えることが処分基準の目的ではないはずだ。

 県教委は氏名を公表したが、報道各社の対応は分かれた。氏名を報じたメディアもあったが、そうしなかったところもあった。官庁の提供情報をそのままではなく、検討したうえで扱わなかった「良識」あるメディアがあったことが救いだった。(ゼロテン)


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