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シンドラー社エレベーター事故問題から見えてきたこと(その2)?性質が悪く危険なマスコミ?
6月12日に、事故を起こしたエレベーターの製造元、シンドラー社の幹部が来日し記者会見をした模様がテレビで伝えられたが、これを見て違和感を持ったのは私だけだろうか。

会見場には100人を越える報道陣が集まり、異様なムードが漂っていた。
シンドラー社は「「被害者のご冥福をお祈り申し上げ、ご遺族に哀悼の意を表します」と述べた後、「これまで当社のエレベーターの構造や設計が原因で起きた死亡事故は一件もない」と主張を繰り返した。
これに対しマスコミ各社から「事故原因について言及がないのは誠意に欠ける」「責任をどう考えるのか」「被害者に謝罪しないのか」「補償はどうするのか」などの質問(追及?)があり、これに対しシンドラー社側は「事故原因は捜査中であり、捜査には全面的に協力する」と述べるにとどまった。
記者会見での事実はここまでである。
これを受けてのテレビの報道は「事故に対する責任を明らかにしないのはけしからん」「謝罪をしないのはけしからん」「まず頭を下げて謝罪の言葉を述べるのがわが国の慣習であるのに、欧米の会社はそこを理解していない」などというものであった。

「おいおい!ちょっと待ってくれよ!」と言いたくなってきた。シンドラー社に対してではなく、テレビを始めとする報道陣に対してである。
「いつから日本は、責任がはっきりしなくても頭を下げる慣習の国になったんだい?」
「事故原因がはっきりしないのに謝罪や補償の話しないのはあたりまえじゃないの?」
「原因や責任の所在がはっきりしない物事に対し、責任は?謝罪は?補償は?なんて追及する権利はマスコミにあるのかい?」
マスコミは思い上がっていませんか?

建設関係や建物の管理の現場に身を置いた経験のある私から見れば、この事案の関係者は、「エレベーターの製造設置を行なった会社(シンドラー社)」「保守点検を事故直前まで行なっていたメンテナンス会社」「メンテナンス会社に委託を発注したこのビルを管理していた港区住宅公社」「住宅公社を指定管理者に選んだ港区役所」「この建物を建設したの元請の建設会社」などである。
また、先入観無しに一般論的に事故の原因となる可能性は以下のようなものが考えられる。
・不良業者の選定(業差選定段階)
・設計上の欠陥(設計段階)
・製品の不良品(エレベーター本体製造段階))
・据付不良(工事段階)
・点検不良(メンテナンス段階)
・修理不良(修理段階)
・各段階の検査ミス(検査段階)
・運転操作ミス(運用段階)
これらのどこに事故原因があったのかを、冷静に科学的に調査分析を行なうことが必要なのであり、その結果を受けて、責任を明らかにし、再発防止に努めることが今後なすべきことである。

ところが、どうもマスコミは真実の解明よりもニュースを高く売ること、すなわち視聴率や販売部数を稼ぐため、ヒステリックになって、センセーショナルに騒ぎ立てることに熱心であるように見える。端的に言ってしまえば「真実の解明より、誰でもいいから悪者を仕立てて金儲けをしよう」という振る舞いである。

現代のような競争社会においては、「報道」もテレビ局や新聞社の、単なる“商品”となってしまったのだろうか。商品を高く売るためなら真実解明などには興味が無く、事実を少しくらい膨らましたり削ったりしながら、騒ぎを大きくすることも平気でやってしまう。
最早こういうマスコミでは、村上ファンドやホリエモンの金儲けと何ら区別がつかないし、彼らを批判する資格もない。むしろ、報道と言う正義を隠れ蓑にし、権力を持っているだけにもっと悪質で危険である。
もう少し冷静で論理的なジャーナリズムが育たないと、この国は本当に困ったことになってしまう。
しかし、それを育てるのも誰かがするのではなく、市民一人一人の力ではある。
<疾風>
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テーマ:気になるニュース - ジャンル:ニュース

この記事に対するコメント

報道関係者の思い上がり。どこの世界でもいますねこの手の種類の人は・・・。職業的な立場とその権意をかさに着て、自分がとても偉くなった様に勘違いしているタチの悪い人達。シンドラー製品もまあ、問題にならないけど・・・・。殺人エレベーターの超安売りセール。
【2006/06/20 14:16】 URL | designz #- [ 編集]

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【2008/01/08 23:26】 | # [ 編集]


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