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楽しくないオリンピック
北京オリンピックがやっと終わった。
やっとという意味は、見ていて疲れるオリンピックだったということだ。
オリンピックは元々そうではあったが、ロサンゼルス大会あたりから回を重ねる毎に、“スポーツ大会”から“スポーツ興行イベント”へと急激に変化してきた。
“アマチュアの祭典”などという言葉はいつの間にか消え失せ、選手も主催者もテレビ局もシューズメーカーも関係者全員が、一発当てようという“商業イベント”というという認識で一致団結しているように感じた。

さて、野球が金メダル以外は要らないと豪語しながら、銅メダルも取れない結果に終わった。しかもその内容は、韓国、キューバ、アメリカに対しては4戦全敗という惨憺たる結果である。
しかし、元々野球という競技は、強い者が必ず勝つという競技ではない。プロ野球を見ても優勝チームでも勝率は6割前後である。そういう競技では、そのときの選手の調子、極端に言うとピッチャー一人の調子の善し悪しで勝負が左右される。こういう競技では、「絶対」は無いのだから、オリンピックのような短期決戦ではなおさら勝つも負けるもあり得る。いくら日本が強かったとしても、こういう結果はあり得る話である。
では何が問題なのか。それは見ていて楽しく無いのだ。
監督やコーチがマスコミを前にして「絶対金メダル」と豪語して選手にプレッシャーをかける。互いに力を出し合いスポーツを楽しむという感覚のかけらも感じられないからだ。選手はプレッシャーを背負って重苦しく、プレッシャーをかけた監督も自らのプレッシャーを消化しきれず、ゆとりのない采配を執り、ロボットゲームを見ているようなつまらない、楽しくない試合を見せつけられてしまった。
本来、たかが“世界運動会”なのだから、それぞれが全力を出し切れればそれで良いと思うのだが、国威発揚などという胡散臭い言葉や、お金が絡むからそれだけでは済まされなくなる。
競技団体のお偉いさんやマスコミの「国威発揚」などと言う世迷い言に煽られて、社会全体がやすやすと乗せられてしまうところも問題がある。

話を野球に戻すと、日本の選手は“ボランティア”で、韓国やキューバは“プロ”なのだから勝てっこないのだ。すなわち、韓国やキューバの選手にとってオリンピックは人生を賭けた仕事場なのだ。韓国では勝てば2年間の兵役免除、キューバでは生活が保障されるだけの見返りが得られる、一生を左右する大仕事なのだ 。これに対して、日本のプロ野球選手にとっては、たとえ金メダルと獲得したとしても年俸が上がるわけでもなく、一瞬の拍手を受けるだけでそぐに忘れ去られるだけ。ボランティアでお祭りに参加しているようなものなのだ 。甲子園大会の地区予選以下の意味しかないのである。肩が抜けるまで投げるとか、怪我を恐れず 果敢なスライディングやダイビングキャッチを試みる価値は無いのだ。唯一金メダルがその人生を左右する人間は監督だけである。だから監督は、目立ちすぎるほど目立って檄を飛ばすのだが、選手とは同床異夢なのだ。日本チームを「星野ジャパン」などと監督の名前で呼ぶのを耳にするのは実に不快であるが、無意識のうちにこのことを的確に言い表している。アメリカが大リーガーを派遣しないのは正解で、このことをしっかり認識しているからなのだろう。
このことはサッカーにも当てはまる。

いずれにしろ、出場する選手の人生を賭けた一発勝負の舞台に、野球やサッカーなどのすでに安定した地位を得ているプロの選手はふさわしくないし、国威発揚などと世迷い言を並べて税金で選手強化などをするのも我が国では必要の無いことだ。

オリンピックを見るとすれば、選手個人が人生を賭けた一発勝負を、競馬やプロボクシングのような感覚で観戦するのが正解なのだろう。
<はやて>
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