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むなしいこの国の農業政策
20071016180137.jpg

最近雑穀をつくる農家が少しずつだが増えてきた。以前は、ほとんど田んぼだったものが減反で、転作作物として、雑穀をつくるようになった。この写真のとんがり帽子は多分キビの柄だろう。

日本の農作物の自給率が40%を切ったという。これは無策(政府が何もしない)の状況ではなく、それなりに自給率を上げましょうと掛け声をかけたり、なんらかの背策はとっているのだが、このざまである。それでも政府は「自給率を上げることは急務」と掛け声だけは、かけている。
ただ、昨日の国会でもやりとりを聞いていても「農業も自由化に向かい、かつ、自給率をあげる」などとのたまっている。そんな手品のようなことが出来るなら、お手並み拝見したいのだが、手品とてネタがありインチキなこと。

政府の政策は、とにかく大規模農業で輸入作物に対抗する、などといっているが、現実に大規模化をしてきた農家は、現在存続すら危ぶまれる状態にある。日本で最も大規模化が進んでいる八郎潟の農家の米60kの実利益が650円だという。我々が家庭で買う10kの米の儲けが百円程度である。こんなことでやっていけるはずがない。
自由化した途端、この国の農業は崩壊する。そんな簡単なことが役人や政治家には分かっていない。

日本の農業を救うのは大規化と言いながら、日本農業の40%を支えているのは、冒頭の写真にあるような、僕が暮らす村のような、大規模化が不可能な農業地帯である。僕の暮らす村とて、あと10年農業が続くとは考えにくい。多分、あと4?5年がいいところだろう。さて、その時日本は、食糧を抑えられ、何処かの属国に成り下がっているのだろうか。それはアメリカか、ひょっとしたら中国の2級品をあてがわれて、体調不良を起こしているかもしれない。
要するに、現代の農業政策は農業政策といいながら、全く、無策か農業をかえって後退させているのである。
日本の為政者は多分、それを知ってやっているのだろう。自動車や家電が海外で売れて、それに伴うIT関係や大企業だけが繁栄して、農業従事者や農村部、都市部の若年層は、海外(東南アジアや中国)の労働者と対抗するための低賃金労働者に仕立てていく。これが日本のグローバル経済戦略である。

大企業の社員とて、多くは6?700万円程度の年収で四苦八苦しているのが現状ではないだろうか。それを、企業のビルや都市の虚飾がカモフラージュして、あたかも自分自身が輝いているかのように錯覚している。
竹中平蔵などがいつも言っている日本のグローバル経済政策は、こんなものである。
日本人は、いつまで、そんなおとなしい働き蜂を演じ続けるのだろうか。
ノーベル平和賞に『不都合な真実』のゴアとIPPCが受賞することになった。これは、世界にとって喜ばしいことであると共に、人間にとっての環境破壊の現実を認めたことである。だからといって、世界の環境政策が加速化するかといえば、そんなこともない。ここが問題なのである。
植木等の「わかっちゃいるけど止められない」というのは、日本人のいい加減さかと思いきや、これは世界に通じる、人間の行動形態だったようだ。

これからの文明、思想は、如何に亡んでいくか、ここに掛かっているようだ。地球環境しかり、我が村しかり。
丸山暁〈56歳・人間・田舎人〉
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