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「あっぱれサルコジ大統領夫人」?僕の考える
20070609074555.jpg

写真は我が家のセンターストーンロードまたはこの時期はカモミールロードとも呼んでいるフットパス(小道)である。この道を通るとカモミールのリンゴのような甘い匂いが漂ってくる。いまでいう癒しの道である。

G8なんて、先進国の首脳たちの仲良しごっこ(最近はロシアがプーチンになってちょっとはもめるようになったが)、下手をすれば、先進国の既得権維持と資源配分(現代版コロニアルリズム)密約会議のようなもの。今回のドイツハイリゲンダムサミットも大して期待はしてはいないが、久々に喝采すべきことが起こった。それはフランス新大統領サルコジ夫人の行動である。
彼女は、G8サミットにとりあえずやってきたが、その後のご婦人同士のお付き合いは「娘の誕生日だから」とさっさと引き揚げていったと言う。サルコジの大統領就任式にも「私とは関係ない」と出席しなかったとか。いやー、なかなかあっぱれなご婦人ですね。さすがフランスと感心しました。個人主義もここまで筋が通っていると気持ちいいですね。
そんな奥さんを持つサルコジは、アメリカ的資本主義社会を目指すのと、アメリカの尻馬に乗るのは違うことをちゃんと分かっていればいいのだが。

さて、今回のサミットの重要課題は環境だとか、安倍総理提案の「2050年までに温室効果ガス50%削減」が合意したと言う。それはおめでたいことだが、日本とて京都議定書の6%削減すら達成できないのに、「日本が環境先進技術で世界をリードして」というが、経済成長を続けながらの温室効果ガス50%削減など不可能である。先日の朝日新聞に「薄型TVの省エネは進んだが、大型化によりブラウン管時代のTVより4倍程度消費電力が増えている」と報告していた。また車もトヨタのレクサスの新型(6千CCクラス)ハイブリッドで12km/Lの燃費で、同クラスベンツ などはせいぜい6km/Lである。結局ここに省エネのトリックがあるわけで、省エネ技術を駆使したと大型化して大量に物を売って・・・、本当に半減できるのでしょうか。その背景には風力や太陽光発電が取りざたされているが、原子力への転換が隠されているし、貧富の差、貧しさの拡大もあるはずです(限られた資源ではその差、コロニアルリズムが資本主義の要です)。

我が家など今だに23インチのブラウン管TV(消費電力45W、ちなみに薄型大型TVは200W程度でしょう)と僕の車は15万キロ走った1,500ccの国産車(12km/L)、両方とも当分使い省エネに貢献するつもり。お金の無いものは、否が応でも既に省エネなのです。大きなものも買わず、もったいないの精神で、ま、必要以上に大きなものは必要ないし買えないわけですが。

要するにG8でいう環境対策とは、世界の貧困層を維持拡大して、かつ自国の中では多くの低所得層のエネルギー消費を必然的に抑え(大型化した贅沢品は貧しきものには買えません)、富裕層はエネルギーを好きなだけ使える社会を目指しているのです。典型的な例が、環境保護の伝道師のように祭り上げられている米元副大統領ゴアの自宅の年間電力料金は3百万円だとか。それは庶民の1年間の生活費でしょう。

もう一つ安倍総理のいう、G8で決めた2050年半減計画が胡散臭いのは、今のままほっといたら2050年には地球は壊滅的打撃をうけるとIPCCが報告したわけで(これは今世界で起こっている自然現象を見れば明らかだろう)、それはあと43年後である。その時期とは、今のG8に参加している首脳などほとんど生きていず責任が取れない未来なのでです。
一番年配はイタリアプロディ首相67歳、安倍首相が52歳、一番若いカナダハーバー首相が48歳、どっちに転んでもこの世にいないか、ご隠居さんだろう。
やっぱり、今やるべきことはまず京都議定書を厳守することであり、彼等の政権の範囲でドラスティックな社会変革を行わない限り、2050半減など絵空事である。日本もそうだが、世界も、まあまあ今がごまかせればそれで言いというのが政治のようである。

その上、安倍内閣の温暖化施策とは、上さんと新聞の全面広告で電気を消したり(新聞全面広告とはいったいいくらかかるのか、千万円単位でなかったか)、クールビズとやらで、閣僚皆して沖縄のかりゆし織りのおそろいを着て、しかも一日だけ?その後の、自民党諸氏のネクタイをしないスーツ姿は間抜けたはオッサンである。皆で一緒でなければ、何も出来ない大人たち、周りの様子をうかがいながら、横並びでしか生きられない連中が政治をやっている限り、抜本的な温暖化対策など出来ないでしょう。

今世界を席巻してしまった自由主義市場経済こそ最終的に平和な社会に到達するという論理は、崩壊した社会主義国家の実験以上に危ういものでしょう。それでも、世界の主要国、もちろん主要国だけではなく世界中の国が、経済発展を第一義としている。なぜなら、あたりまえのことだが、資本主義社会というものは、経済成長しなければ崩壊する運命にある社会制度であるから。
数年前はけっこう真剣にあらゆるメディアや論評で取り上げられていたサスティナブル・ソサエティー「持続可能な社会」もいつの間にか「持続的〈発展〉社会」という言葉にすり替えられ、今では「省エネこそ経済発展のエネルギー」なんてキャッチフレーズが出てきそうである。
過去に崩壊した社会主義国家ではないが、別の形の経済社会、経済成長無き社会を構築できなければ、温暖化は止められないだろう。それを選ぶのは最終的には国民であり、世界の市民だが。ただ、国家はなかなか市民の目をその方向には向けさせないものである。

結局今の日本の自由主義的資本主義はまたまた起こった急成長企業の不正、コムスンの樋口公一に代表される、儲かればいいが、この国の先端企業である。勿論真面目な企業の方が多いだろうが、コムスンのような企業と戦わなければならない。しかも、現場の介護士はぎりぎりの生活を強いられ、社長は東京ビッグサイトで、これがこの国の資本主義である。

そうそう今回は「あっぱれサルコジ夫人」だが、ドイツメルケル首相の檀那もあっぱれである。首相の伴侶として、サミット参加首脳のご夫人たちのエスコート役をこなしているようだ。
こういう個人の自立、独自性という面では、やっぱり今だ「欧米か」。
丸山 暁〈56歳・人間〉
「僕の考えるブログ〈自衛隊イラク反対情報収集問題〉」もよろしく。
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