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高校野球の特待制度違反を考える?建前論は健康に悪いぜ!?
高校野球の特待制度違反が、376校で行なわれていたことが明らかになったと、関係者の間で大きな問題となっている。

さて、これは何が問題なのだろう?

特待制度違反とは、本学生野球憲章の第13条1項に「選手又は部員は、いかなる名義によるものであっても、他から選手又は部員であることを理由として支給され又は貸与されるものと認められる学費、生活費その他の金品を受けることができない」と言う規定に違反しているものだそうだ。
その規定の源は、1932年(昭和7年)の発令された「野球統制令」と呼ばれる文部省訓令に遡るという。
それは、当時娯楽の少なかった時代に、花形であった学生野球が商業コマーシャリズムに飲み込まれることを防ぎ、アマチュアイズムを何とか守ろうと言う意図でつくられたものである。
しかしその一方では、その当時は学生のスポーツも、健全な青少年の体育振興、あるいは思想統制の道具として、文部省という国家管理の元に置かれていたということも言われている。

その後、第2次大戦中に文部省により中断させられた学生野球は、戦後、「甲子園の高校野球」、「東京六大学野球」、」「プロ野球」を中心に復活発展してきた。
これらの中でも高校野球、特にも「甲子園大会」はわが国のスポーツの中でも特筆される一大イベントとして華やかに毎年開催されてきている。

その甲子園大会は、国営放送局のNHKがラジオ・テレビで一試合も漏らさず全国完全実況生中継放送を行う特別待遇を受けており、さらには勝利チームの監督や主将のインタビューまでも中継される。
そこでの活躍は、選手にとってはプロ野球の高額契約への踏み台であり、学校にとっては学生集めの最も効果的な宣伝手段となっている。
すなわち、もっと端的に言えば、甲子園に出場し活躍するということは、選手にも、学校にも、あるいはその他の関係者にとっても、数千万から億単位のお金を手に入れることができる大仕事なのだ。

そういう大仕事の舞台を作り上げたのは高野連であり、その大舞台を運営することにより、高野連という得体の知れない組織が、公立私立を問わず、全国の野球部を持つ高校の箸の上げ下ろしまで指図できる権限をもつようになってしまったという、奇妙な現象が生じていることも現実である。

野球を人質にとって、坊主頭、不祥事の連帯責任、軍隊式入場行進など、強制はしていないと言いながら、“好ましい”などという言葉で強要する高野連のやり方や、それに異を唱えない大新聞を始めとするマスコミに対し、私はどうも違和感を覚える。

今回の特待制度違反事件は、「高校野球も学校体育教育の一環である」などと建前論を振りかざしながら、実態は経済原理の中に自らどっぷりと浸かっていながら現実に目を逸らせてきた、高野連の自己矛盾が露呈してきた問題であると言えるのではないだろうか。

建前論は当事者に後ろめたさがつきまとい、社会の不満、イライラを助長するだけである。

さて、物理が得意なものが科学者を目指し勉強に精を出すことは良い事である。
勉学が飛び抜けて優秀な者に対して、特待生として奨学金を与えてその才能を伸ばしてやろうという制度は世界中どこにでもあり、社会はそれを当然のことと受け止めている。
それでは、野球が得意な者がプロ野球を目指し、その才能を認めた者が奨学金等で支援するということも、社会にさほど違和感は無いのではないだろうか。

そして、スポーツイベントが社会の娯楽となり人々に感動を与えるのなら、それが経済システムに乗ることによって継続発展できるのであるなら、経済と共生することも大いに結構なことではないのだろうか。

経済を循環させることは悪いことではない。
建前論を振りかざすところには何か胡散臭さが漂ってくる。
もっと本音で物事を考えようではないか。

<はやて>
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【2009/10/22 00:16】 | # [ 編集]


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