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「無党派層」という言葉とマスコミの世論誘導の危険性
 統一地方選挙の前半戦が終了したが、選挙報道で気になるのは、「無党派」という言葉だ。
 いつごろから使われ始めたのかと調べてみると、『ウィキペディア(Wikipedia)』には、「1995年に東京都知事選と大阪府知事選で無所属の候補が当選し、既成政党の候補が敗れた時、無党派が注目されるようになった。同年、無党派は新語・流行語大賞に選ばれた」とある。
 候補者が党派に属していないという意味で「無党派」というのは分からないでもないが、有権者の側を指して「無党派層」と言い始めると、あいまいでよく分からない。
 かつては「政党支持なし層」という言葉も使われていたが、そもそも「層」という言葉で一括りにしようとすることに無理があるのではないか。

 「無党派層」といわれる人たちが、同じような考えを持っているとは思えないし、層をなして行動するかというと、単純にそうはならないと思う。
 「組織に属す」、「一括りにされる」ことを嫌って、自らの判断で投票しようとしている人にとっては、「層」呼ばわりされるのは迷惑な話でもある。
 業界や農業団体、労働組合といった組織が繰り広げた、いわゆる「組織選挙」は、今でも一定の力を持ってはいるが、それに疑問を感じて、自ら選択しようとする傾向が広がってきたことは評価すべきことだと思う。
 こうした、自ら政党と距離を置こうとする「積極的な」無党派層はいいのだが、マスコミが、いわゆる既成政党を否定的に扱い、何か政党を支持することが悪いようなイメージを与え、無党派ブームを創り出し、煽り、それに乗ってしまっているのではないかと思われるような「消極的な」無党派層が増えているような気がしてならない。
 世論誘導の危険性についてマスコミはもっと考えるべきではないか。

 それと、地方選挙と国政選挙との違い、議員選挙と首長選挙との違いも考慮すべきだ。
 地方の首長選挙ではほとんどの候補が「無所属」で出馬する。地方議員でも都道府県議は政党色が強いが、市町村議になると「無所属」が多い。
 小さい単位になればなるほど、「政党」や「政策」よりは、「人柄」で選ぶ傾向が強い。それは候補者が身近だということが大きな要素だが、一方で地域代表的な選び方、しがらみということもありそうだ。
 しかし、国政、特に衆議院議員選挙になると、議院内閣制を採っている日本では、政党同士が議席を争い、多数を得た政党が組閣する仕組みだから、どうしても政策を重視し政党を選ぶ形になる。
 それら、選挙の違いを無視して、「無党派層」の投票行動と一括りに論じようとするのもおかしな話だ。

 仮に、「無党派層」と呼ばれる人たちが、自らの考えを国政に反映させようとするなら、もっと多様な政党が生まれてしかるべきだと思う。
 一つ一つの政党は小さくとも、それらがいわゆる既成政党と連立を組んだりする中で、自らが掲げる政策を実現していくことはあり得る。
 ここでも、何か二大政党制が大命題のようなマスコミの論調が、このような動きを疎外してはいないかと懸念する。
 マスコミの一部は、二大政党制を前提にした政権交代のためにと、小選挙区制を推奨してきたが、これも民意の反映を疎外する結果を招いていると思う。ヘタをすると半分以上は死票になる制度が民意を反映するとは言い難い。

 今の政治報道は、政党や派閥の領袖などいわゆる番記者が拾った(もらった?)情報を中心に構成されている。結局は、政権党や政治家(政治屋)の目での報道を競い合っているにすぎない。
 とすれば、自ら判断する目を養うしかない。マスコミの報道は眉につばをつけながら、参考程度に留める。そう肝に銘じよう。(ゼロテン)
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