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岩手県盛岡から発信、ローカルな足場からグローバルな普遍性を論じる
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ブログ新聞 『市民ジャーナル』
市民ジャーナルは、ローカルな現場の当事者の視点からグローバルな普遍性を論じようとするものです。皆さんの投稿をお待ちしています。 sj17417@yahoo.co.jp
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「談合よ永遠なれ」ー僕の考える
20070127080749.jpg

このオブジェは我が家の守り神である。すなわち、トーテンポールのようなもの。トーテンポールはトーテミズム(動植物や自然現象をも仲間、親族関係とみなす未開人〈近代文明に毒されていない人々〉の呪術的宗教観)を顕現化したものである。
 ではなぜ、これが我が家のトーテンポールなのかというと、このオブジェを構成しているものたち(丸太、壊れたスコップやホークや鶴嘴など)は、僕がこの地に来てから14年間、この地を耕し、共に生きてきたものたちなのである。彼らは、今は力尽き、眠りについているが、彼らは今も、僕の暮らしを見守り、共に生きている。中にはまた修理され生き返るものたちもあるだろう。

 今という時代、一般的には壊れたもの、役に立たないものたちは処分される(たとえリサイクルであっても)。今という時代、より便利になったという新しいものたちが、まだ使えるものたちを駆逐する世の中である。物を大切にと政府広告機構がTVや新聞の全面広告で声を張り上げようが、たくさん作ってたくさん売って、たくさん稼ぐことが正義であり、発展なのである。政府の言う景気拡大とはそういうことなのである。
  
 さて、今回はアミニズムで押していこうかとも考えていたのだが、やっぱり「市民ジャーナル」としては、世の中に眼を向けざる負えないでしょう。
 そういうわけで、ここ数日の新聞に眼をおとすと、あるわあるわ不正や不祥事や犯罪や事件が、「国交省の水門官製談合」「スーパーゼネコンの地下鉄談合」「不二家、オタベの品質管理問題」「国会議員の事務所費問題」「北見のガス漏れ」「家族惨殺」「関西TVのやらせ納豆」・・・数え挙げればきりが無いが、相変わらずというところでは、職業がら(僕は建築屋です。御存知でしたね?)建設談合に注目したい。

 官製談合(市民ジャーナルでハヤテさんが官製談合は詐欺罪横領罪であるといっていたがそのとうり)、ゼネコンの談合がなくならないのはあたりまえなのです。もちろん一部では制度改革、罰則強化、倫理観?などで、小物の談合が少なくなるでしょうが。しかし、最も建設業の大きな構造を占めるスーパーゼネコン(鹿島、大成、大林、清水、竹中)やいわゆる大手ゼネコン(約20社)では、談合(昨年スーパーゼネコンが談合放棄宣言をしたそうだが)、それに類する調整活動はなくならないでしょう。その中で、竹中工務店(最近竹中コーポレーションと名のっているようだが)は基本的に公共土木工事をやらないので他社と違ってかなりクリアーなのですが。ま、僕のいた会社ですから。

 なぜ、談合のようなもの(受注調整)がなくならないかという証拠は、スーパーゼネコン、大手建設会社のここ数十年の企業ランクを見てください。もちろん、年によって受注高、完成工事高、純利益など項目によっては多少のでっこみ引っ込みはあるものの、鹿島、大成、清水、大林、竹中の順で2兆円から1兆円企業、次に熊谷、前田、戸田、間など数千億円企業・・・と続いて行くが、一時バブル崩壊の倒産合併騒動も何のその、その序列は見事に保たれたまま、ここ数十年、今にいたるまで変わってないはずである。
 確かに、大手でも鹿島と大林、熊谷、間などとは実績、研究開発力にかなり差があるだろうが、一般の公共工事をこなす、実力、技術力はそんなに違いは無いだろう。それなのに、ここ数十年、企業ランクすなわち受注量の順位はほとんど動いてない。実は、このランクはここ数十年と言ったが、戦争中の軍需施設、国策建設事業当事からほとんど動いていないのである。多分これは、健さんや「何から何まで真っ暗闇よ」と唄った鶴田浩二のヤクザ映画の大正昭和初期から土建屋順位、幾ばくかの変遷はあるものの、ほとんど変わっていないだろう。

 そんな業種が他にあるだろうか。例えばトヨタダントツの車でも、30年前はトヨタ日産は出たり入ったり、その後、ホンダが出てきて、日産を追い抜いて、マツダが頑張って三菱がチョンボやってと、今のトヨタは特異な地位を得ているが(これはトヨタ方式という、徹底した下請け泣かせ)他社はまだしのぎを削っている。開発、流行の激しい電気メーカーに至っては、それこそ猫の目のようにランクが入れ替わっている。それでも重電関係(発電機など国策)に強い日立、三菱、東芝は特異な地位にある。他の業種、食品、繊維、化粧品業界などのランク変動はもっと激しいだろう。要は、ちゃんと市場経済にのっとって(多少のルール破りはあっても)競争している企業体は、浮沈が激しいのである。

 では何故、建設大手の企業ランクは不動なのか。それは明らかに、この国では脈々と構造的受注操作が行われているからである。公共事業抑制といってもまだまだGDPにしめる割合は建設業がダントツである。そこには利権が渦巻き政治家がすりよってくる。
 これからはいわゆる表向きの談合は隠されてくるだろうが、六本木ヒルズや東京ビッグシティーを生んだ小泉首相肝いりの都市再生本部や国交省、通産省などの「何々建設委員会」「これこれ検討委員会」の名簿を見てください、ほとんどお決まりの、超大手○○銀行、××建設、△△重工業、そして、それをある時代誘導するお決まりの大学のお偉い先生方(これを御用学者という)が名を連ねているはずである。そしてその組織構造が見事にそのまま大きな仕事に繋がっているのです。僕も若い頃幾つかの委員会の末席を汚していました。だから、その構造が良くわかるのです。これは原発や大規模開発でも同じです。それと企業ランクは、関係官僚天下りの質と量に見事に比例しているはずです。

 県知事や地方議員や公務員が数十万、数百万、数千万の賄賂や談合でつかまっていくが、そんなのはかわいいものです。この国には、もっともっと奥の深い、正当らしく見える利権調整構造が、国策、政治の中に深く刷り込まれているのです。怖い怖い話です。相変わらず政治家はお金に群がり、彼らが政治をつかさどっているのです。そういう政治を日本国民がずっとずっと長いこと選択してきたのです。要は国民の責任。
 
 この国の問題は、この国の国民の問題なのです。3割の富裕層がしっかり自民党を支えていれば、この国の政治は安泰?なのです。やっぱり一般庶民が、何を考えているかが問題なのです。
丸山 暁〈56歳・人間〉
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この記事に対するコメント
引用は正確にお願いします
この記事の中で、丸山さんは私のの言葉を引用して、「ハヤテさんが『官製談合は詐欺罪横領罪である』といっていたが・・・・」と記していますが、私はそのようなことは言っていません。
正確には「官製談合とは脅迫・恐喝・公金窃盗罪だ」言ったのです。
私の論旨は、官製談合は公権力を私的に悪用して私腹を肥やす、悪代官の所業そのものである、というものです。
一般の談合とは全く別物であると考えています。
誤解の無いよう、引用は正確にお願いします(^_-)
【2007/01/31 10:46】 URL | ハヤテ #- [ 編集]


失礼しました。あなたの趣旨とちょっとづれましたね。
以後気をつけます。
【2007/02/03 09:08】 URL | 丸山 暁 #- [ 編集]

承認待ちコメント
このコメントは管理者の承認待ちです
【2008/01/08 23:22】 | # [ 編集]


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