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岩手県盛岡から発信、ローカルな足場からグローバルな普遍性を論じる
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ブログ新聞 『市民ジャーナル』
市民ジャーナルは、ローカルな現場の当事者の視点からグローバルな普遍性を論じようとするものです。皆さんの投稿をお待ちしています。 sj17417@yahoo.co.jp
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現代の童話の世界?峠の茶屋とショッピングセンター害??
先日往復700kmの移動をしてきた。
福島県の富岡町に所用で出掛け、帰り道は浪江から福島に抜ける阿武隈高原越えの国道114号線を疾走。
ちょうど昼食時に川俣町の手前の峠の頂きあたりで1軒の農家を通過した。
20061001225125.jpg

100mほど通り過ぎてから気になって引き返した。
玄関前に、「峠の茶屋 お食事処 ひなた」の小さな看板。
山姥にでも出会えるかと恐る恐る中を覗くと、品の良い中年の女性から「いらっしゃいませ、どうぞ」と招き入れられた。
昔の農家そのままの土間に入ると、大きな囲炉裏を囲むカウンター席が目に入った。
薄暗い内部を見渡すと板の間にテーブルが並んで中は結構広い。
客は一人もいない。
靴を脱いで板の間に上がる。
隅のテーブルに腰をおろし、メニューと室内に交互に目をやる。
“すいとん”“ざるうどん”などと並んで、“カレーライス”や“ビーフシチュー”などのハイカラなメニューも並んでいる。
場のムードに誘われて“麦とろ定食”を注文。
20061001112944.jpg

囲炉裏の煙に100年以上燻されたのだろうか、黒光りした柱や梁と煤けた天井の萱が、妙な懐かしさとともに落ち着いた空間を醸し出している。
バロックの室内楽が冷たい空気の中に漂う中で、歯応えのある麦飯とまろやかなとろろをいただく。
小鉢は、カラシの載った豆腐 、スモークハム、刺身、漬物、サラダ、そして味噌汁。
ひんやりとした空気の中でそれぞれの味が舌に染み込み、一粒残らず美味しく腹に収まる。
贅沢な時空をたった一人で独占した。

福島まで出てからは高速道路に乗ったが、昔仕事で関った平泉の現場を見ようと一関インターで降りて4号線を北上。
一関平泉界隈は10年前と余り変化が無い。
水沢を過ぎて何度も通った道をのんびりと走っているうちに、暗闇が迫りライトを点灯する時間になった。
そして金ヶ崎を通過するところで、煌々とした照明に目が眩んだ。
一瞬違う世界に入り込んだのかと瞬きしたが眩しさは増すばかり。
そこには、首を巡らせないと視界に入りきらないような大型ショッピングセンターが軒を連ねていた。
延々と北上を過ぎるまで、昼間のような明るさのロードサイドショッピングセンター街?害?。
オイルショックの時のネオンサインの自粛、羽田内閣の省エネルック、京都議定書とクールビス、オフィスや家庭でのマメな消灯や家電の待機電力の節減など全部一気に吹っ飛ばしてしまうようなライトアップのオンパレード。
ん・・・・・・・・

宮沢賢治の「注文の多い料理店」に迷い込んだような一日だった。
<佐々 疾風 (ささはやて)>

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