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真っ暗な会社
こんにちは。
暗闇展覧会。
DID



東京に治療所を持っている医者が言いました。

「私は経営が苦手だから、
すぐ患者に逃げられる」。

しかしこの医者には
リピーターの患者がいます。
飛行機でやって来る患者もいます。
独自の治療をしていて
マスコミにも取り上げられます。
5月に全国紙に掲載された記事を見て、
九州の人が治療を受けに
東京までやって来ました。

治療で快癒に向かったとき、
患者が言いました。
「オレがこの30年間苦しんでいたことは
一体何だったんだ?」

お先真っ暗だった患者は、
多額の寄付をしたそうです。

客に
寄付までされるような会社が
あるとしたら、
一般客に
逃げられても
仕方がないですよね。

さて、
郊外型の大型ショッピングセンターが
またオープンしました。
見たことがない場所に、どうしても
人は行きたくなります。

まだ見ぬものに
憧れを抱いて
ロマンチックになるのが
人情だからです。

このことさえ分かっていれば
全て許せます。
客は飽きっぽいのです。新しモノ好きです。

一面では、
売り上げを「奪われた」
と考えることも出来ます。
しかし、統計上の一般客を「奪われた」に
過ぎない、とも言えるのです。

「あちらの店に行くでしょうが、
私の店にも来るでしょう。
私の店には、違う魅力があるんですもの。」
と言えたら、
あなたの会社の先は明るい。

この夏、東京でイベントがありました。
ダイアログ・イン・ザ・ダーク、
直訳すれば「真っ暗な中での対話」。

http://www.dialoginthedark.com/

この「くらやみ展覧会」、
真っ暗な空間を体験する
「暗闇エンターテイメント」でした。
前売りチケットは完売になりました。

視覚障害者の案内で、
7人のグループごとに分かれて会場に入ります。
観客は、片手にツエを持って声を掛け合いながら、
真っ暗な会場を1時間半かけて回ります。

鳥のさえずりや
小川のせせらぎが
聴こえます。

歩くと葉っぱを踏む音がして、
森の香りもしてきます。

途中には
ビールを出すバーまで
あります。

参加した女性が言いました。
「めっちゃ、オモシロイ」。

人の声の距離感や、
何かを手で触る感触が
これまでと違う。
目が見えているときより、
何もかもが
アザヤかになる、
と言います。

人間は
とても面白い
機械
です。

視覚を休めると、
聴覚や味覚やなどの別の感覚が
鋭くなるそうです。

それで思い当たりました。
こう人間のクセを活用して、
消費者を
飽きさせないようにすればいいのです。

どうやって?

会社を真っ暗にするんです。??

客がこれまで使っていた視覚を
一度閉じてもらう。

つまり、会社の幕を一度閉じるんです。
倒産するということではないですよ。
一度すべてをリセットするんです。

するとどうなるか?

客は
どんな会社になるのか期待して、
前よりワクワクします。

本当のリニュアルというのは、こういうことです。

こんな冒険ができる会社は、
お先真っ暗な会社にはなりません。

経営アドバイザー 服部尚樹
http://blog.livedoor.jp/hattory1952/
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テーマ:ビジネス - ジャンル:ビジネス

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