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山里便り? 「柔らかいは、おいしい?」 2006年9月10日
天気の好い日、ポッカリと空いた午前中はパンを焼く。
こねて丸めてボウルに入れ、そのへんに置いておくと、段々膨らんでくる。
その変化していく様子を見ているのも楽しい。
2・3種類まとめて作り、冷凍しておく。

20060910074826.jpg
        20060910074905.jpg
     作る過程が楽しいし、焼いている間の空気がいい。
香りも味のうちで焼いている間から美味しい。焼きたてを食べてもおいしい。
2度おいしくて、得をした気分になる。


某大学の農学部の先生が、
「アメリカの食料戦略は、戦後すぐに始まりました。食糧難の日本に小麦と脱脂粉乳を送りこんできたのです。
子供の頃に食べなれた味は、大人になっても食べ続けるものです。給食でパンを食べさせていれば、大人になっても食べ続け、将来、日本はアメリカの小麦を買い続けるだろうという戦略だったのです。」
と、静かに力強くおっしゃった。
パン好きな私は、どうやら見事にアメリカの戦略に、はまってしまったらしい。
そういえば、牛乳も好きだ・・。

「買ったパンは、口に入れると綿あめみたいに溶けるけど、
しっかりしていて味のあるパンでおいしかったよ。」と、toeさんが笑顔で言った。
喜んで食べてもらえて、よかった。
ここ数年で、山里の小さなまちにもパン屋が3軒出来た。
県内各地でもパン屋が増えたし、産直めぐりをすると野菜の横にパンが並んでいる。
減反した田圃で作っている小麦・雑穀の利用、米の消費拡大や、
農家の起業を支援するという意図もあるようだ。
国や県が進めている『地産地消』や『安全安心の県産品』という追い風に乗って増えたように思う。
大手のパン製造会社も、南部小麦・雑穀・米粉で、県産の山ブドウ・リンゴなどを使ったパンを作り始めた。
ここに住み始めた14年前から比べると、随分バラエティーにとんだパンが買えるようになった。

多種多用なパンが売られているが、口に入れるとクタッとネチッとするパンが多く、香りもしない。
大きくても持つと軽くて頼りない。
消費者は柔らかいものが好きと思い込んでいるのかもしれない。
柳田國男が明治以降、日本の食べ物は3つの著しい傾向を示していると書いている(明治大正史世相篇)。
温かいものが増え、柔らかいものが好まれるようになり、甘くなってきたと嘆いてから77年、
ますますその傾向は強くなり、柔らかくて甘いものが美味しいと思われているように思う。
そういえば、野菜も果物も風味がなくなった分、妙に甘くなった。

フランスの主食であるバゲットは、国が1本のバゲットに使う小麦の量と値段を決めている。
大きければ水が多くてフカフカだし、小ぶりならば密度が高いということが一目瞭然で分かる。
この制度は、日本の豆腐にも取り入れてもらいたいなあ。
同じ豆腐一丁でもメーカーによって、やけに水っぽい豆腐があるもの。
これも柔らかい=美味しいの解釈なのかな!?
Yo
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テーマ:いなかぐらし - ジャンル:ライフ

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