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岩手県盛岡から発信、ローカルな足場からグローバルな普遍性を論じる
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ブログ新聞 『市民ジャーナル』
市民ジャーナルは、ローカルな現場の当事者の視点からグローバルな普遍性を論じようとするものです。皆さんの投稿をお待ちしています。 sj17417@yahoo.co.jp
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コストダウンは社会悪?
値下げは経済を劣化させる

 安売りの根底にあるのは、安くすれば買ってくれるだろうという間違った認識です。いま、市場はモノであふれ、飽和しています。消費者は安いからといってモノをたくさん買うわけではなく、必要なものを必要なだけしか買いません。安売り戦略では業績が上がらないのです。これは、ここ10年のスーパーやデパートの売り上げの伸び悩みを見れば分かります。

 安売りすることは、企業にとって決して健全な活動とは言えません。なぜなら、本来なら得られるはずの適正な利益を削って正常な価格を下げ、異常な価格で売るからです。安売りは企業の体力を弱め、ひいては従業員の賃金や雇用にも影響を及ぼします。仮に賃下げやリストラといった事態になれば、消費者である従業員やその家族の購買力を低下させ、回り回って小売りメーカーの売り上げの減少という形で跳ね返ってきます。

 しかも、影響は安売りした企業だけにとどまりません。小売りであれば川上の製品メーカーへ仕入れ価格の値下げを要求し、メーカーはさらに川上の原材料サプライヤーに同様の値下げを迫ります。安売りは、モノづくりの下流から上流へとさかのぼってすべてに影響を及ぼし、結果的にみんな痛んでしまい、経済全体のカネの循環を逆回転させる可能性すらあるのです。

 また、安売りの悪い影響は、いろいろなところで、いろいろな形であらわれます。まず、社員の士気を下げ、組織を弱らせてしまいます。皆が努力して作り出した製品が店頭で安売りされているのを目の当たりにしたら、社員はどう思うでしょうか。

 かつてある携帯電話メーカーの技術者は、自分が設計した製品が店頭で1円で売られているのを見て、「俺の努力の価値は、たった1円なのか」と落胆したといいます。最近も通信サービスとセット販売の「100円パソコン」を店頭で目にしますが、セットならいくらか利益が出るからとはいえ、実際にその開発者が目にしたら悲しい思いをするでしょう。安売りによって、作る側の意欲をそぐようなことがあってはなりません。

 ここまでの安売りは極端な例かもしれませんが、安売りするためのコスト削減の取り組みも、実は社員の士気に大きく影響します。そもそもコストを削ることは前向きな仕事ではありませんし、それが何かを創造しているわけではありません。そこには、夢や働く喜びは感じられないでしょう。行き過ぎたコスト削減や効率化を強調する会社では、社員が萎縮してしまわないかと心配です。

 安売りは麻薬のようなものです。一時的に消費を刺激して優位に立ったとしても、時間がたてば効果はすぐ切れてしまいます。そこで次なる安売りを仕掛ける。その繰り返しが最終的には企業自らの身を削り、ひいては日本経済そのものを収縮させます。こうして「悪魔のサイクル」とも言える悪循環が起きてしまうのです。こんな構図にならないよう、安売り競争もほどほどにしなければなりません。

 企業活動とは何かと問われれば、創造活動だと答えます。創造することに企業の存在意義があり、そこに企業の成長と発展、そして社員の喜びがあるのです。コスト削減や効率の向上にばかり気を取られていると、仕事への意欲は下がり、士気は衰え、企業の活力は確実に失われていきます。安売りがもたらす悪循環は、こうして日本経済をも蝕んでいくのです。

 消費者は安物を求めていません。鍛えられた品質と製品・サービスに対する信頼を求めているのです。


〈うわさのMBA〉

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国営巨大マンガ喫茶
国立メディア芸術総合センター

別名:国営巨大マンガ喫茶

■クールジャパンの発信基地がお台場に登場!?

クールジャパンの掛け声とともに、マンガやアニメなどの文化を、世界に向けて広く発信していこうと考える日本政府。

その一環として、「国立メディア芸術総合センター」の設立が構想されている。

15兆円の緊急経済対策の中に紛れ込んでいた。まさにドサクサ紛れの計画だ。

現在、四方八方から批難を浴びている。

というのも「アニメの殿堂」と呼ばれ、マンガやアニメなどの資料を公開すると同時に、巨大なマンガ喫茶も設けられる施設に、100億円を超える予算を投入する意味があるのか不明なためだ。

緊急経済対策にどの程度効果があるのか疑問だらけの代物である。

金を使えば、経済対策になる、という短絡的かつ展望のない役人の受け皿(天下り)づくりのイメージしか生まれてこない。

国民視点を失ったこの国の政治家・役人の、自己視点しか感じられない愚策である。

これまでにも立派な箱だけ造って、内容空疎といった悪例を繰り返してきただけに、その延長線にあると批判が高まっている。

ちなみに、マンガやアニメの仕事に従事する人々からは、それより原稿料や給与改善にメスを入れてくれよ! という声も出ている。

それ以上に、経済不況の中で千円札1枚にも恵まれない人たちがいることを忘れない対策が緊急かつ優先度が高いことを、政治家も役人も肝に銘じて欲しい。



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            民間のマンガ喫茶

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              国営マンガ喫茶


国民をコケにするのもいい加減にしろ!

〈市井の一国民、心の叫び〉


食糧危機
人類と食糧危機 その1

地球温暖化と人口増


2008年に世界を襲った食料価格の高騰は、食料危機の到来を告げる警鐘だった。2005年から昨年夏にかけて、小麦とトウモロコシの国際価格は3倍、コメは5倍に上昇。

それに伴って、エジプトやバングラデシュ、中米のハイチなど世界20カ国以上で暴動が起き、7500万人が新たに貧困層に加わった。農作物の不作による短期的な値上がりは過去にも繰り返されてきたが、今回は世界の穀物生産量が史上最高に達した年に価格が跳ね上がった点が、事の重大さを物語っている。

 私たちは毎日ごく当たり前のように食卓に向かい、自然の恵みを食べている。現代社会では、多くの人々が農耕の手間から解放され、お金さえ払えば、調理の手間すらかけずに三度の食事にありつけるようになった。

食材がどこから運ばれてきたのか、どうやって育てられたのか、あまり考えることもない。価格が上がってはじめて、私たちは食べ物のありがたさに気づく。

こうした無関心のツケはあまりに大きい。

 価格高騰の背景には、慢性的な食料需給の不均衡という難題がひそんでいる。実はこの10年間、世界の食料消費量は、ほとんどの年で生産量を上回ってきた。私たちは、穀物備蓄を取り崩して食いつないできたわけだ。

  「農業生産性の成長率はせいぜい年間1〜2%程度です。これでは人口の増加と、それに伴う需要増に追いつけません」と、米国ワシントンに本拠を置く国際食料政策研究所(IFPRI)のジョアキム・ボン・ブラウン所長は指摘する。

 今回の価格高騰は、人々に行き渡るだけの食料がないことを知らせる危険信号だ。世界中で10億人にのぼる最貧層は、収入の50〜70%を食費に充てているため、価格の上昇で特に大きな打撃を受ける。

食料価格は、世界的な経済危機の影響で上昇が一段落したものの、今もまだかなり高い水準にとどまっていることは確かだ。さらに、気温の上昇や水不足の深刻化といった気候変動の影響で、世界の多くの地域で収穫量の減少が予測され、慢性的な食料不足に陥るおそれがあると、一部の専門家は警告している。

 温暖化と人口の増加が進む世界で、どうすれば飢えを減らせるのか。この問題に取り組むのが、国連と世界銀行が中心となって設立された国際農業研究協議グループ(CGAIR)だ。その傘下の研究機関は、1950年代半ばから90年代半ばにかけて、世界のトウモロコシ、コメ、小麦の平均収穫量を2倍以上増やすという偉業を成し遂げた。この驚異的な穀物生産の伸びは、「緑の革命」と呼ばれている。

 21世紀半ばには世界の人口が90億に達すると予測される中で、CGAIRの専門家チームは、2030年までに食料生産を2倍にする必要があると考えている。緑の革命を成功させるまでにかかった年月の半分で、第二の緑の革命を成し遂げなければならないわけだ。〈続く〉


〈うわさのMBA〉



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