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Author:疾風
岩手県盛岡から発信、ローカルな足場からグローバルな普遍性を論じる
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ブログ新聞 『市民ジャーナル』
市民ジャーナルは、ローカルな現場の当事者の視点からグローバルな普遍性を論じようとするものです。皆さんの投稿をお待ちしています。 sj17417@yahoo.co.jp
オードリー
 少し遅くなったが、1月20日は、オードリー・ヘプバーンの命日である。ヘプバーンは、1993年1月20日、がんのため63歳で亡くなった。生きていれば今年78歳になる。
あれは小学4年生だったろうか。当時愛読していたマーガレットのグラビアページに「ローマの休日」(1953年作)のアン王女役の彼女が載っていた。
田舎娘にとってその美しさは衝撃的だった。「何てきれいな人だろう。こんなにきれいな人がこの世にいるんだ」とため息をつきながら眺め、何度も何度も名前を復唱した。外国人女優で最初に名前を覚えたのが、オードリー・ヘプバーンだった。
ヘプバーンを知る前は、写真で見る外国人は皆同じ顔に見え、区別がつかなかったが、以来、顔の違いが分かるようになった。
 最初に見た作品は、「緑の館」(1959年作)。NHKテレビで放送されたもので、当時私は中学生だった。
最初の夫、メル・ファーラーがメガホンをとった。駄作と酷評された作品である。
森に住み、子鹿が友達で動物と話しのできる神秘的な女の子の役。ストーリーは覚えてないが、笑い声をたてながら、後ろを振り返り走っているシーンが記憶にある。妖精のような美しさだった。
 次に見たのが「尼僧物語」(1959年作)。これもNHKテレビだった。アフリカの奥地で尼僧看護婦として医療活動に従事するが、第二次世界大戦で、ドイツが母国・ベルギーに侵攻、医者である父親が戦死したのを機に尼僧服を脱ぎ、レジスタンスに身を投じるという物語。内容は覚えていないが、面白いという感覚だけが残っている。
劇場で最初に見た作品は「ローマの休日」だった。1953年の作品だから私が見たのは、何度目かのリバイバルで上映されたものだ。
ポスターを街で見かけた時、ほんの少し髪の毛が逆立った。「ようやく見たい映画が見られる」と、胸を弾ませた。
二日間という短い時間の中に封じ込められた愛の美しさ、諦めることの切なさと潔さが、見る者に深い感動を与えてくれた。
機会あるごとに見ているが、見る度に新鮮で、何かしらの発見がある。
このほか「麗しのサブリナ」「戦争と平和」「マイ・フェア・レディ」「暗くなるまで待って」等々見たが、作品そのものに興味があったというより、いずれも彼女の美しさに誘われて劇場に足んだ。
晩年のヘプバーンは、ユニセフ親善大使としてエチオピア、ソマリアなど貧困と飢えに苦しむ子供たちの慈善活動に力を注いだ。
7年前になるだろうか、仙台の藤崎デパートで「オードリー・ヘプバーン:私のスタイル展」が開かれ、行ってきた。
映画や日常生活で身に着けた、衣装の数々にため息がでた。それと対比するように、ユニセフの親善大使として活動するビデオが上映されていた。
内戦と貧困と飢えに怯える子供を抱きながら、怒り、悲しみ、同情が入り混じった目で正面を見据えるヘプバーンの表情が、当時よりも今のほうが鮮明に蘇ってくる。
晩年の伴侶となったロバート・ウォスダース氏は「私のスタイル展」によせて「オードリーは早くから名声や美しさによる自尊心は、長続きしなことを悟っていた。生涯、現実を見極め、他者に対して繊細さと思いやりをもって接する姿勢をくずさなかった。不公正を目にすると、自分が強く怒りを感じる問題に人々の注意が注がれるよう、自分の全存在、全エネルギーをかけて訴えた」と彼女の人となりに触れている。
ユニセフ親善大使としてのヘプバーンは「最も激烈な争いの場所に行く事を決意したとき、女優オードリー・ヘプバーンではなく、一人の女性、母、隣人を深く気遣う者として出かけていった」と説明している。
ヘプバーンは9年ほど女優業を休業し、子育てに専念した時期がある。
彼女の子供に対する考えは、
「子供は人類にとって最も大切な資産であり、未来への希望です。子供たちは、そのことなしに、緊張関係や暴力のない世界を描くことは不可能です。それを可能にさせることこそ、私たちの使命と言えます」というものだ。
先だって某ショッピングモールで、友達と立場話していた若い母親が、大声で自分の子供を叱りつけていた。憎しみさえ感じさせる高圧的な態度で、ののしるのを耳にし「何もあんな言い方をしなくても」と胸が痛んだ。
子供は好奇心が旺盛で、いたずらが商売のようなものだ。
「あぶないから止めなさい。いい子ちゃんだから」とか「店のもを壊しちゃいけないからやめなさいね」と、諭すように話しかければ分かるはずだ。
親が絶対的な権力が持てる核家族は、子供にとって逃げ場がなく、親のチェックが厳しければ厳しいほど、子供には過酷な環境といえる。
そうした子供に行動の自由が生じると、よほどいい人間関係に巡り遭わない限り、自分が受けた仕打ちを他人を使って清算する行為にでてもおかしくない。いじめる子を規制するだけで問題は解決しないのだ。
今生きている大人全員がヘプバーンのように「子供は未来への希望。精神的にも社会的にも肉体的にも、いかなる虐待に遭うことなく過ごすことが保証されなければならない」と考えることができたら、世の中はもっと暮らしやすくなり、楽しい場に変わっていくに違いない。
                       (草子)

☆盛岡のロマンチックスペース ☆その1・・・『冨澤BALLOON 』
20060422093052.jpg

若い人が色々な仕事を始めています。喫茶店、雑貨屋、
カフェバー、ケーキ教室…。

昨年ある人が考えた店舗名は“冨澤BALLOON”という、
ちょっと変わった名前でした。
自分の苗字に、好きな言葉バルーンをくっ付けたネーミング。
ところがこの名前に、友人が疑問符を投げかけました。
それで店主は迷いました。

自分の苗字を冠するのは変だろうか?
しかし、自分としては気に入っているのだ。

ある夜のことです。店主は夢を見ました。
自分とは全然違う別人が
“冨澤BALLOON”という名前で店舗を出していました。

それで、店主は決めました。
やはり“冨澤BALLOON”を使うと。
カフェのネーミングとしては
“cafe BALLOON”が順当でしょう。

しかし店主は、見た夢に導かれることにした。
夢に導かれるという決断。
ロマンチックですね。(^^)

4年前ある人がケーキ屋さんを始めました。
この人は
首都圏の有名なケーキ屋さんや本場ウィーンで
研鑽を重ねました。
この店のケーキは“いつも出来たて”。
それが美味しさの秘密。
作り置きの設備が無いのです。
ケーキの半製品を急速冷凍して注文に応じて仕上げるという、
今では多くの店でやっていることがこの店ではできない。

できないというより、あえてやらない。

だから東京のデパートから出店の誘いがあっても受けられない。
夕方になるとほとんどが売り切れという盛況ぶり。
近くのショッピングセンターには
東京の有名なケーキ店が来ましたが、

全然平気です。

店名は知る人ぞ知る“マイヤーリング”。
入り口のミニ黒板には、
今日お渡しするバースディケーキを受け取る子供の名前が、
たくさん書かれています。
毎日毎日たくさんの注文があることが分かります。

毎日、誰かのバースディなのですね。
バースディを押さえた会社には、
仕事がイッパイあります。
ケーキがいいのです。(^^;)

ところで、この店、なかなか気が付きません。
ケーキ屋という看板が無いのです。
美味しいモノはクチコミで伝えられます。
秘密にしておきたいのです。
消費者は、
プレゼントで喜ばれる品を知っていることを
自分だけの秘密にしておきたい。
だから価値を知った客は、
その店が宣伝したりして、大きくなってもらいたくない。

ところで最近、ある相談を受けました。
どんなふうにすれば目立つ店舗になるだろうか、と。
私の結論はこうです。

“看板は目立たないように”

理由は、
気に入った客が、素敵な店を自分だけの秘密にできる
と思えるからです。
客は、
あなたの店の看板が気に入って客になるのではありません。
客は、
あなたの会社が発している夢を、あなたと一緒に見たい。

“冨澤BALLOON”と、
バルーンの前に苗字を冠したのは
正解です。

客は、
その苗字の、
あなたのことを
気に入って店に、かようのです。

自分の苗字のBALLOONを掲げましょう。


服部尚樹:ロマンチック経営で売上を伸ばせ! http://blog.livedoor.jp/hattory1952/
メルマガ:http://www.mag2.com/m/0000180362.html

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